淑女は“た”の字を忘れたか

小津作品には何度観てもよくわからない些細な疑問が結構あります。 ここはそんな疑問を妄想も交えてとことん追及しむりやり謎解きをしてみようというコーナーです。

案件No.001 『秋日和』…貞淑な未亡人の原節子は、なぜ派手なマニキュアを塗っているのか? 報告書
案件No.002 『お早よう』…喋らないというストライキを始めた実・勇兄弟は、どうしても意思を伝えなくてはならない時に、なぜ筆談しないのか? 報告書
案件No.003 『麦秋』…スーツ姿の佐野周二のソックスは、なぜシマシマ柄なのか? 調査中
案件No.004 『秋日和』…アンチヘブリン丸やアンマ膏よりイモリの黒焼を買った方が、なぜよかったのか? 調査中
案件No.005 『麦秋』…間宮家は鎌倉にあるはずなのに、なぜ原節子は北鎌倉駅から電車に乗るのか? 報告書
案件No.006 『早春』…池部良はジェラール・フィリップに似ているのか? 調査中
案件No.007 『秋刀魚の味』…吉田輝雄は、なぜとんかつをおかわりするのか? 報告書
案件No.008 『秋日和』…法事の席。佐分利信はまだ到着していないのに、なぜ司葉子は全員揃ったと頷いたのか? 調査中
案件No.009 『秋日和』…アンマ膏を買うのは恥ずかしいのか? 調査中
案件No.010 『お茶漬の味』…津島恵子は、競輪を見たことがないはずなのに、なぜもうじきスタートだとわかるのか? 調査中
案件No.011 『秋日和』…“た”の字の付くものを買うのは恥ずかしいのか? 調査中
案件No.012 『秋刀魚の味』…同窓会でひょうたんに「あなた、お孫さんは?」と尋ねられた堀江は照れて答えない。別に恥ずかしくもないと思うが、なぜ? 調査中
案件No.013 『大学は出たけれど』…最後、高田稔を駅まで送っていった田中絹代は、陸橋の上から電車を眺めていたが、突然駆け出す。どこへ行くのか? 調査中
案件No.014 『お茶漬の味』,『彼岸花』など…役名の“節子”はやはり原節子の“節子”なのか? 報告書
案件No.015 『お早よう』…夜帰宅した久我美子に対し設楽幸嗣は、彼女が佐田啓二に頼んだ翻訳の仕事を明日の朝まで待ってくれ、という佐田からの言づてを伝える。“待ってくれ”というからには締切を過ぎているはずなのだが、なぜ久我はそれまでに結果を受取りに行っていないのか? 調査中
案件No.016 『お茶漬の味』…修善寺温泉で自宅の夫・佐分利信に電話した後、木暮実千代はもう一度受話器を取りお酒の追加を注文する。すると、受話器を置いていなかったらしい佐分利がまた出る。木暮は「あら〜、あなたまだ出ていらしたの?」と慌てて言う。お酒の注文を妻から受けた佐分利は何と答えていたのだろうか? 調査中
案件No.017 『麦秋』…二本柳寛に“奥さん、召し上がらないんですか? 召し上がらなきゃ私いただきますよ”と自分のケーキに手を出された三宅邦子は、フォークの手を止めて、何を考え事していたのだろうか? 調査中
案件No.018 『秋日和』…男2人暮らしの北竜二の家は、なぜインテリアをタータンチェックでまとめているのか? 調査中

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Last update: 9/4/2002

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